葬儀の準備はきちんと

親戚の葬儀に参列しました。母の姉で私にとっては伯母です。いつも笑顔で私たちに接してくれた優しい人でした。その伯母が少しの間入院をしていたのがあっという間に亡くなったのです。

親戚のみんなが駆けつけて、その温かだった人柄を話しあっていました。葬儀の日にちなどを決めるときに聞きました。伯母はきちんと自分が死んだ後の事も考えて葬式の費用はこれでまかなってほしいと従兄に託していたそうです。自分の葬儀の準備までしっかりとして、家族が慌てないようにしていたのです。

なんと行き届いた心づかいかと思いました。従兄はその伯母の葬儀は自分の気持ちの精いっぱいを込めてさせて貰いたいのだと家族や親戚、そして葬儀社の人にも言っていました。従兄もその費用は前もって準備はしていたそうです。お互いにお互いを思いやり、大切な人達を大事に思う心が分かりました。

伯母にふさわしい気持ちのこもった感謝の言葉がいっぱいのいい葬式だったと思いました。スタッフの方の気配りも気持ちよく、穏やかでその中に厳かなものもある、良いお式でした。私にはできるかは分かりませんが、伯母のように自分が死んだ後には家族が心配しないように準備ができるように、そして残った家族にありがとうの言葉で送ってもらえるように生活をしたいと思いました。人が生きて、そして死んでいくときに、残った人が別れをする時心残りが無いようにするのは、これからも前向きに生きていくために、必要な事だというのがわかりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です