永代供養墓とはなにか

お墓を手に入れるためには、墓地の権利を購入して使用させてもらう必要があります。墓地は通常の土地売買とは異なり、あくまでもその場所を借りるという性質のものになります。このため永代使用や永代供養という言葉を聞くことになります。永代使用は、その土地を永代にわたって使用するための料金になります。

一方で永代供養は永代供養墓や納骨堂などで預かった遺骨を永代にわたって供養するといったものになります。つまり永代使用は土地の使用権であり、永代供養墓は土地の使用権を含めて供養してくれるというものになります。一方でこれらとは別に墓地管理費をとるケースもあります。これは墓地を清潔に保つためのお金であるため永代使用料や永代供養墓とは別に考えられるものになります。

しかし、管理費が支払われなくなったりすると一定期間の告知をもって撤去される場合もあります。永代使用料の場合には、撤去されるケースがありますが、永代供養墓の場合には契約によっては残されるケースもあります。永代供養墓の場合には利用するさいに契約を結びますが、そのさいに供養内容が規程されることになります。供養内容は何年先まで供養してもらうのかを明示することになりますが、ここで100年先や200年先といった契約をすることが可能だからです。

ただし念数が長くなればなるほど費用は高くなります。また墓地の運営母体が変わってしまった場合などには契約が履行されないケースもあります。

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