お葬式の費用はこうなっている

世の中に永遠不変のものはなく、お葬式もまた時代とともに変わりつつありますが、お金の問題がついて回るのも事実です。お葬式の不安や不満のトップはなんと言っても不透明な料金で、たびたび経験することではないので、いったい何にどれくらいかかるのかというのが見当つきにくいものです。比較検討するといっても調べれば調べるほど混乱するという事態も起きています。一番の問題点はお葬式の費用の表示の仕方が葬儀社によってまちまちなことです。

A社は葬儀一式いくらとあり、小さな文字で実費は別途計上しますなどと注記してあり、B社は祭壇一式でいくらでお棺一式いくらとあり、料理や返礼品などは含まれていないなどさまざまです。また、C社は生花祭壇セットでいくらという具合にそれぞれ表記を違えば、最終的にいくらかかるのかわからないということになっています。一式やセットなどの表記が特に曲者で、セットだからそれで全部やってくれるだろうとおもっていると、実際には3倍の請求額となっていることもあるのです。そのため、お葬式の費用はトータルでいくらくらいかかるのかを把握することが何よりも重要です。

祭壇やお棺などお葬式の運営にまつわる基本費用と特別な処置などを頼んだ場合のオプション費用、料理や返礼品など会葬者の人数で変動する費用、ほかにも火葬や式場使用、霊柩車など葬儀社が立て替えている実費費用や宗教者へのお礼や係員への心づけなどから基本的に成り立っています。定価は存在しない世界ですから、取捨選択すべきものを見極めることが必要です。

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